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zの調教7 その日の終わりに

夏の夜らしい騒めきが地下通路に反響して、人の群れが行き交っている。Z は後ろに腕を回して親指を結束バンドで縛られがごく普通の足取りで歩いている。気を付けてみれば、少し不安定な感じもするが先を急ぐ人には分からないだろうと思った。地下からエスカレーターにのってターミナルビルへ入る。そのうでも、赤の他人のように振る舞い追い越すように見せて、さりげなく体を密着したり、手を使ったりして勃起を確認して、時々触っ...

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zの調教6 歩きながら

ぐっすり眠って目を覚ましたが、今、自分はどこでいるのか一瞬分からない。腕の中で肌を触れているZも、ほぼ同時に目を覚ましたように、体を動かした。洋室の遮光カーテンの端から光が微かに漏れているが、もう夕方のようだった。階下でも、Kさんのお客が来はじめたのか話し声が聞こえだしていた。ベッドから、Zを軽く押すように下り、その位置で直立するよう手で示した。言葉で言う必要はなく首輪をしたまま腕を後ろに回して従順...

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Zの調教5 奴隷調教の流れ

玄関のチャイムが鳴った。リビングでフェラ奉仕中のZはビクッとしたようだった。「やっとピザがきたかも・・」とKさんが言うと、Zは上目遣いしている。「よし、お前が受け取りに行くんだよな。」というと下をむいて「ハイ」と言い。情けなそうに立ち上がって、ゆっくりと出て行った。玄関で話し声がして、ピザとつり銭を受け取っているようだった。「ありがとうございました!」と若い声が聞こえて、Zが戻ってきた。上半身裸で革の...

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Zの調教4 犬奴隷調教

まだ、Kさんのプレイルームにいる。自分でシャツを脱いで上半身を裸にすると、肌が擦れ合うように後ろから両腕を使ってZの全身を密着して、抱きしめて、新しいМを調教するときに感じる強い征服感を味わっていた。両腕を拘束しての吊りの時間が長く成ってきたので下ろすことにした、まず、足を解いて、壁からチェーン付きの革の足枷をとってつけた。滑車を少し下ろして、足を広げさせてから、腕を下ろしてグルグル巻いている晒しを...

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Zの調教3 吊って恥辱責め

プレイルームはダイニングのすぐ隣にあった。扉の中は、3畳と6畳ほどの大きいひと続きの部屋になっていた。床はフローリングで、外に面した窓はどちらも雨戸で閉められていた。密室にするという効果と防音のためかも知れない。入ると直ぐには小さい蛍光灯だけで、大きい部屋には裸電球が下がっていた。今までにSとしてこの部屋をZは使ったことは何度もあると思うが、Mとして、今薄暗い部屋に連れて来られると違って見えているだろ...

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Zの調教2 SからМに

玄関ホールからのドアを勢いよく開けて、Kさんが話しながら賑やかに入ってきた。「さぁ、さぁ、到着しましたよ。」と後ろを振り返って、「早く入って来て、ご挨拶を・・、ご主人様だよ。」その後ろから、ちょっと後れるようにして、中背のKさんより首一つは大きくみえるZが入ってきた。窓側の応接セットに座っているこちらへ素早く目を走らせて、軽く会釈しながら探るようにみる。眼と眼が合った。敢えて言えば絡み合ったともいえ...

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Zの調教1 初めてのプレイの前に

アポイントの時刻が「京都で平日の昼12時に」ということだったので、仕事は前もって休みを取り、朝のラッシュアワーは避けて電車で出かけた。京都の小倉にあったSМクラブのKさんと会うのは久しぶりなので、待つ間に今日の話の経緯とか情報交換もしたいと思っていたので早めに着くようにした。駅から5分くらいの新しい住宅地で、田んぼもかなり残っているような所に、看板も何もなく、なにげに普通の民家のように見えるKさんの家が...

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Yの調教4 続「遠出をして」

車に戻ってドライブを続けている。峠を越えて、眼下に紀ノ川が奈良(大和)から和歌山(紀州)へ流れて雄大なパノラマがフロントガラスいっぱいに初夏らしく明るく広がっている。道路はよく整備されているが急傾斜の坂道で曲がり角が次から次へと現れる。「ご主人様」とハンドルを握り、前を見ながら独り言のようにYが話している。「今回はすごく辛かったです。もう3日くらい前から煮詰まっていました。もう完全に煮詰まって、仕事中で...

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Yの調教4 遠出して

一つ手前の駅で快速が止まり、土曜日の朝の部活に出かける途中のビニールバッグを持った高校生や体育大学の学生たちが下りていくと次で終点になる電車にはがらーんと人のいない空間が広がっていた。それが妙に刺激になって、今日のこれからのプランを確認しはじめた。駅に着くと、今度は同じ電車が始発になるので、休日らしい華やぎで乗り込んでくる家族連れの人々とすれ違いながら、社会生活とは別の秘密の世界へワープし始めてい...

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Yの調教3 木漏れ日の砂利道で

外は初夏の日差しが庭園の池に目が痛いほどキラキラ反射していたが、砂利のままの小道はのしかかるような木々で気持ちのいい木陰だった。少しぎこちない足取りで、自然とうつむき気味にYは横を歩いていた。微かにブーンと低い音が聞こえたが、注意しないと気付かない程度だった。しかし、本人にはかなり大きい音と感じられていたと思う。「何か音がするよな?」「・・・」「普通の人は誰もこんな音をさせて歩かないよな?」「・・・...

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yの調教2 初めてのプレイ

美術館の横には、天王寺から新世界へ通じる歩行者専用の道路があり、その上に石造りの階段になった大きい陸橋かかっている。陸橋の上からは美術館の広場が見下ろすことができるが葉の茂った銀杏の下にTシャツGパンのYが言われたように待っていた。橋の上から、動物を値踏みする様に観察して目を離さずに、陽の光が反射する石段を歩いて下りると、かなり離れたところで気が付いたらしく人懐っこい笑顔で近づいてきて目の前で頭をぺ...

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初めに

Tの話をもう1回書いてから、Yの話にかかろうと思っていた。Yとの話は今も現実に続いていてこの一連の体験談のメインの話になると思う。期間的にも、密度も濃い話だから、それなりに長いものになるだろうと思っている。だから、この体験談を書き始めたとき、当然一番あとの方になるだろうから、思い出しながら、ゆっくり、のんびりと書くのもいいかなと思っていた。、しかし、忘れている細部もあるので、より生き生きと描いてみたい...

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プロフィール

bossy63

Author:bossy63
ボッシーという名前でSМ男児に体験談を書いています。
かなりの数になったので最初の頃のは読みにくく成っています。
それでこのブログをはじめることにしました。
ほとんど実際に体験した話です。