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Zの調教2 SからМに

玄関ホールからのドアを勢いよく開けて、
Kさんが話しながら賑やかに入ってきた。
「さぁ、さぁ、到着しましたよ。」と後ろを振り返って、
「早く入って来て、ご挨拶を・・、ご主人様だよ。」
その後ろから、ちょっと後れるようにして、
中背のKさんより首一つは大きくみえるZが入ってきた。
窓側の応接セットに座っているこちらへ素早く目を走らせて、
軽く会釈しながら探るようにみる。
眼と眼が合った。敢えて言えば絡み合ったともいえる。
季節柄か日焼けのした顔で、精悍な感じが出ていたが、
なんとなく知的なところと言うかスポーツバカでない感じも。
「秒殺」という言葉があるが、
ゲイの世界、特にSМでは特にМは危険が伴うかもしれないので
自分を委ねても大丈夫なSかどうか瞬時に決断する必要がある。
目のあった瞬間に、嫌なタイプではないと判断したのか、
少し肩の力が抜けて、プライドと紙一重の精一杯の強がりと
ずっと持ってきた不安がかなり消えたようだった。
上は洗い晒しのTシャツで、はき古したGパンを穿いて、
黒いデイパックを背にして、カジュアルな日向くさいというか
いい感じの若々しい雰囲気を漂わせていた。

「例のZさんですよ!」とだけ言って、部屋に入ってすぐに、、
Kさんはお茶の用意をしにキッチンの方へ行ってしまった。
Zはソファの方へ歩いて来て、デイパックは床に置いたが、
座らないで少し頭を下げて、両腕をうしろにまわして、
そこで、命令を聞く囚人のように起立して立っていた。
「?」と思ったが、椅子に座ったままで
見ると、腰から下が無防備になって突き出したので
Gパンの前が明らかに不自然に盛り上がって膨れ上がっている。
多分、あの目のあった一瞬から、隠れていた感情が刺激されて、
彼なりのМモードに無意識に入っているのだと思った。
「今日はSでなく奴隷として調教されにきたんだよな。」
「・・・」
「えっ?聞こえない!」と厳しく声を上げると
「ハイ」と今度はハッキリ答えた。
その返事で立ち上がって、
右手で髪の毛を、左手で顎をそれぞれ掴んで上向かせた。
まだ、縛りもされていないし拘束もされていない状態で
言葉責めをされると、見えないロープで自意識を縛られたように、
それだけで、興奮している自分を発見して、従順になるので、
羞恥責めのパターンとして有効なことが多い。
その時ZのGパンの尻の右ポケットに
黒のペーズリーのバンダナが垂れているのを見てニヤッとした。

実は、Kさんが「ゴタク」をいろいろ言っていたというのは、
「初めてだから、アナルは嫌で、スカトロも嫌で、
浣腸も写真も駄目と必ず伝えてほしい」
ということだったらしい。
聞いて、Kさんは
「必ず伝えるけれど、あなたも覚悟を示しなさいよ」と言って、
それでハンキーコード提案したそうだ。
例のGパンの尻ポケにバンダナを垂らすアメリカのゲイの合図だ。
Мは右ポケに黒いペーズリーを垂らす。
Sは左にさすから、知る人が見ればМだとわかる。
京都へ来るのに電車に乗るから、
アメリカにも住んだことがあるZは当然意味を知っているので、
右に垂らすことで、МがМの表示をする以上に、
本当はМだと知られたくないSにはかなり屈辱感があると思う。
「SでなくМだと」と本人は電車の中で嫌でも意識するので
前戯としての羞恥責めが早くも始まっていることになる。
今、横からZの後ろポケットを見てみると、
命令通り黒いペーズリーのバンダナが右側に三角状に垂れていた。
「お前、このバンダナを買いに行って準備していたのか?
売り場のスタッフもわざわざ黒いバンダナをおいてるくらいだから、
当然SМのしるしに使うって知っていると思うよ。
『Mですか?』ってきかれなかったか?」
「いいえ、聞かれませんでした。」と顔を少し赤らめる。
右手で髪の毛を掴みながら、左手をGパンの前にもっていく。
ジーンズの上からでも分かるくらい上向きに固く勃起していた。
「ああ、まだ縛ってもいないのに、
これだけ勃起しているのを触られて、抵抗できないって、
どう見てもМ奴隷そのものだよな。誰でもわかるよな。
こんな恥ずかしい恰好でこれほど勃起するSはいないよ。」
と言いながらGパンのスナップの上を一つだけ残しながら外していく。
キチキチの感じだが指に毛の感触とコチコチのものが直接あたる。
事前にノーパン指定をしておいたので、下着は身に着けていない。
バンダナと同じく、本人には露出しているように感じさせる為だ。
「電車は京阪電車に乗ってきたんだよな。丹波橋で乗り換えて。
京阪は学生も多いから、バンダナに気が付いたやつもいるかもな。
ノーパンで、おそらく勃起させていただろうし、誰か来なかった?」
「いいえ・・」と大きい身体で、消えたいような声で答える。
ちょっと苦労をして、前立てから固く勃起しているのを引き出す。
濡れて糸を引き、根元を締め付けられて、斜め上向きに勃っていた。

そこへ、キッチンの方から近づきながら、
「へぇ、へぇ、もうそんなに興奮して、ちんぽをさらしてね。」
Kさんはお茶をテーブルに置くと、屈めた腰を上げながら上目遣いに
「実はね。話はするのだけど、こいつのちんぽを見るのは初めてなの。」
と言いながら、Zを無視してジェスチャーで触る許可を求めているのだ。
「うん、握ってもいいよ。こいつ、右ポケのバンダナで宣伝しながら、
大阪から京阪に乗ってきたんだって。恥ずかしいでしょ」
「でも、これほど勃っていたら、どうしようもないものね。
もう奴隷として調教してもらいたくってウズウズしているのと違う?
プレイ室をつかうでしょ?私も時々覗いてもいい?」
「うん、もちろんいいよ。じゃ、移動しようか?」と言いながら
Zのちんぽをリードにして、プレイ室へ移動した。
いよいよ次は調教に入る。

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プロフィール

bossy63

Author:bossy63
ボッシーという名前でSМ男児に体験談を書いています。
かなりの数になったので最初の頃のは読みにくく成っています。
それでこのブログをはじめることにしました。
ほとんど実際に体験した話です。