あるリーマンの調教2 プレイへの流れ
- 2019/01/07
- 17:55
未だ暗がりの中でいる。「〇〇さん、やっぱりSですね」と言われた瞬間ドキッとしたが、相手が誰だかそれで思い出したから、新たな興味が浮かんできた。横になって腕枕で抱きかかえるようにしながらNの耳元で囁き返す。「N君はМだね。初めて会ったあの時に好きなタイプだと思ったんだよ。でもМだとは全然想像もしなかった。ゲイだったら良いなあとは正直思ったけれどね。」「・・僕もです」とごく小さい声で囁き返す。さっきまでは...
あるリーマンの調教1 意外な出会い。
- 2019/01/07
- 17:51
その日は意外と早く仕事が片付いたので、久しぶりに馴染の飲み屋へ寄って帰ろうかと思って会社を出た、が、外は夏の夕方で、街路にはまだ陽の光が溢れていた。「陽の明るい間にゲイバーに行くのもなあ」と苦笑して、地下鉄に乗っている間に、急に予定を変更して平日だけど「ゲイサウナに久し振りに行くのものんびりする感じでいいかも」と思い始めて、地上へ出た。サウナは思った通り空いていて、まばらにしか人はいなかった。夕方...
上村先輩の調教8
- 2018/11/28
- 18:56
最初に英語の話が出てくるので、苦手な方は飛ばして「旅行に行く前に」から読んで下さい。その頃、いくつかの古書店の店頭にはアメリカのペーパーバックが何百冊と山積みされていた。米軍の将兵が本国に帰る際に残していたのを落札したそうだ。そんな本を漁っているうちにゲイの本を探すコツを見つけた。若い男の絵か写真が前面にあり、後ろにもう一人小さく入っていると大体ゲイのラブストーリだ。アメリカもポルノ解禁の前で、今...
上村先輩の調教7
- 2018/11/25
- 19:59
上村先輩とは先輩が大学を卒業して、地方勤務になるまで続いたし、卒業後も出張で東京へ出てくるたびに会っていた。今回は最終回として前後編とし、前編で在学中のある日を取り上げて、後編で二人で信州へ旅行した時のことを書いてみたいと思う。上村先輩はワンルームマンションに住んでいたのでよくそこでプレイしたが、大学で落ち合ってそこへ行ってプレイをした話を前々回に書いた。彼は4年生なので講義のない日が多くあり、そ...
上村先輩の調教6
- 2018/11/25
- 19:52
上村先輩とはその後も付き合っていた。11月のはじめ、二人で信州へ旅行をしようということになったその前に、二人の出会いの切っ掛けを作ってくれたYさんに報告に行くことにした。Yさんは今の都庁のある場所にあった淀橋浄水場の向こうの落合に住んでいた。Yさんは自分自身もМなので嫉妬深く、些細なことでつむじをまげたので、自分だけが知らなかったとなると、ネチネチと後を引く心配があった。今度のこともYさんの「おかげ」と...