初めに
- 2018/10/03
- 18:38
Tの話をもう1回書いてから、Yの話にかかろうと思っていた。Yとの話は今も現実に続いていてこの一連の体験談のメインの話になると思う。期間的にも、密度も濃い話だから、それなりに長いものになるだろうと思っている。だから、この体験談を書き始めたとき、当然一番あとの方になるだろうから、思い出しながら、ゆっくり、のんびりと書くのもいいかなと思っていた。、しかし、忘れている細部もあるので、より生き生きと描いてみたい...
Tの調教 9 公園で
- 2018/09/30
- 16:19
あと2回ほどTの話を書いていくつもりだ。ここに経験談を書き始めた時はこんなに長くなるとは正直思わなかった(笑)。ほとんど、実体験に基づいているので、あと一人の長編でいよいよ終了になる。最後の話もかなり長くなるとは思うが、Tについてはもう2回分書くつもりだ。Tが名古屋に転勤して移動したのち、近くなったので休日に大阪で久しぶりに会うことにした。名古屋からドライブを楽しみながら、車で来るということなので、地下...
Tの調教 8 放置プレイ
- 2018/09/30
- 16:06
屈辱的というよりは完全な従属の確認というか、特別な奴隷であることを許されたような何とも言えない高揚感に包まれているようだった。六区から奥山を通って今日久しぶりに行くことにした古いホテルへ着いた。鍵を渡されて、木造の廊下を経て、広い洋式の部屋へ入ると、ドアをロックするや否や、命令していないのに、無言で、Tは上着をその場で脱ぎだした。部屋の時代がかった古さとTの裸体が対照的だった。江戸川乱歩の世界のよう...
Tの調教 5 朝から昼へ
- 2018/09/30
- 14:30
「いいか、無理に言えと言っていないのに、今、お前が自分で『ご主人様』って言ったんだぜ」「ハイ、ご主人様」と下を向いたままTはすぐに答えた。「俺がご主人様なら、お前は?」とかぶせるように言うと、「奴隷です」と覚悟を決めたようにはっきり答える。整って爽やかな印象を与える顔を上気させて別に芝居がかったというよりはごく自然に答えている。ただ全裸で腕も腰から下もぎっしりと縛られているのにこれ以上はないというほ...
Sの話1
- 2018/08/30
- 19:10
今回は30才前後のサラリーマン時代に大阪で会っていろいろ世話になったSさんの話を書こうと思う。このシリーズではAから順番に名前を振っているので、本当はMとなるところだけれどSの人にМは可笑しいので仮にSとつけることにした(笑)。Sさんは当時5才ほど年上だったので40才直前だったと思う。背の高さは普通だったが、小太りで、精力的に生き生きと動く人だった。バーを経営していて、ゲイバーではないと言っていたけれど、なぜか...