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Tの調教 8 放置プレイ

屈辱的というよりは完全な従属の確認というか、
特別な奴隷であることを許されたような
何とも言えない高揚感に包まれているようだった。

六区から奥山を通って
今日久しぶりに行くことにした古いホテルへ着いた。
鍵を渡されて、木造の廊下を経て、
広い洋式の部屋へ入ると、ドアをロックするや否や、
命令していないのに、無言で、Tは上着をその場で脱ぎだした。
部屋の時代がかった古さとTの裸体が対照的だった。
江戸川乱歩の世界のような妖艶と言っていい美しさがあった。
このホテルを今日のプレイに選んだのは、
昔の建物らしく天井がなく、梁があって、部屋の中央で、
高く全身を吊るすことができるのを知っていたからだった。
全裸になったTに持ってきたSМパンツを穿くように指示をした。
このSМパンツは黒地のトリコットで、前には丸い穴が空いている。
後ろにも同じく穴があるけれど、ここにはスナップが4個ついていて
アナルに挿入した電動バイブをこれで固定しておくことができる。
両手を上の梁から下したロープで、万歳をするように縛り、
足は爪先立って、辛うじて床に足裏の肉球がついている状態に
ベッドの足とか机に綿ロープで固定して縛りあげた。
口にもボールギャグをして、後頭部でベルトを締めたが、
目はアイマスクをせずにわざと見えるように、
そのままにしておいた。
全裸の体は不安定に少し揺れている状態だったが、
前のものはそんな中でも、飛び出して、カチカチに勃起して、
興奮状態がマックスになっているのが明らかだった。
「こんな恥ずかしい恰好でも,ビクビクさせているから
どうしようもない、本当の変態だな・・・、ええ?」
と言葉責めをしながら、手を出して、
前に突き出たものを扱いてやると、
ゆらゆら揺れながら「ゴシュ・ン・マ・・・」
と意味不明な音で、呟いているというか喘いでいる。
ここで頃は良しと、電動バイブのスイッチを入れたけれど
・・・入らない!?・・・!?
何度も焦ってするけれども入らない、電池切れだった。
焦ったけれど、ふっと思いついた。
そうだ、このままにして、
電池を買いに行けばいいんだ。
幸いこのホテルは
自動ドアを管理室でロックするシステムでなく
鍵をかけることができるんだ!
と思うと決心するのは早かった。
放置プレイ初経験だ!と思った。
両手を挙げて縛ってあるTの前に言って
ズバリ冷酷に言った。
「乾電池を切らしているのが分かった。
・・・だから、外に出て買いに行く。
お前はこのままで待っていろよな。
勿論、勃起させたままだぜ。
戻ってきたときに立っていなかったら、お仕置きな。
分かったか?」
というと流石にギクッとしたようだったが、
覚悟したのか、諦めたのか、いさぎよく頷いた。
そこで、細いほうの革の首輪を取り上げて、
ベルトを締めて、輪投げの輪っか状にしたものを、
勃起しているものに引っ掛けて言った。
「戻ってきた時に、これが床に落ちていたら、鞭30回。
落ちていたら、諦めろよな。お前が悪いんだから、
いいな!」
というと
「ハ・・イ・・」
と辛うじて聞き取れる音を出して、大きく頷いた。
深い息をしていて、体を硬直させているTをそのままにして、
外に出た。

玄関の近くにはそのような店はなかったので、
言問通りまで出てコンビニを探すことにした。
少し歩いて、乾電池を買うことができたが、
急がなかった。
ゆっくり時間をとったので帰ってきた時は
20分近く経っていた。
そんなに長くは勃起を持続することはできない
と思っていたので、戻ると
鞭を30回いろいろな方法を試しながら楽しもうと思っていた。
玄関を通って、部屋へ戻り、キーを回すときには、
何となく心急いだ。
ドアを開けると、そこに両手を吊るされて全裸のTがいた。
全身でうれしさを表現しているとようだったが、
例の首輪は・・・落ちていなかった。
そう、首輪は床に落ちていなかったのだ。
前の床には先走りがゆっくりとたっぷり垂れていたけれど、
首輪はそのまま残っていた。
Tの嬉しそうな、誇らしげな様子を見ていると
つい可愛いと思う気持ちというか、
奴隷に対する特別というか今までにない愛情が湧いてきた。
無意識にTの体の後ろから
抱きかかえるようにしてしまっていた。
「よし、よし」
と言うと、Tは体全部を動かして何かをアピールしていた。
目には涙が薄っすらと出ているようだった。

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プロフィール

bossy63

Author:bossy63
ボッシーという名前でSМ男児に体験談を書いています。
かなりの数になったので最初の頃のは読みにくく成っています。
それでこのブログをはじめることにしました。
ほとんど実際に体験した話です。