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Jの調教 新世界で待ち合わせして

大阪の新世界にある通天閣の下の喫茶店で待っていた。約束の時刻より10分くらい経過していたが、もう少し待つことにした。SMでは初めての約束をした場合、Мの方の気が変わり易いのでSが待ちぼうけになるということは珍しくないのであまり腹は立たなかった。
もうそろそろあきらめようかと思っていると、ニコニコしながら、れでも申訳なさそうに軽快に片手を軽く上げて近づいて来た。
「すみません。遅くなって・・。ちょっと急用が出来たので、
ダメかたと思ったのですけれど・・。でも、今回来なかったらもう会えないでしょう?だから・・」
と自分に言い聞かすように言った。休日だけど、午後3時というヘンな時間にしたのは彼の住んでいるところが関西圏は関西圏なのだけど遠くの山の中でここまで電車で3時間以上も離れていたからだった。そんな遠くからやっぱり会いたいとと思って強い意志でやってきたということで遅れて待たされたことは不思議なくらいに忘れてしまっていた。SМ特に奴隷プレイではМがSを好きかどうかと言うことは意外なほど重要だと言える。普通なら恥ずかしいこと、
精神的にも、肉体的にも苦痛を感じることをのり越えてむしろ快感へと転換させることが必要なのである意味で恋愛感情に近いものが触媒になっていることが多いのだ。彼とはこの一週間程前にゲイサウナで知り合った。いつものようなプロセスで彼がМっ気を持っているけれど、未経験だということは分かった。
「驚いた!さっき卒業した中学校の先生をここで見かけた!相手は分からなかったと思うけれど、本当に驚いた!」と興奮気味に話していた。ゲイの世界に足を踏み入れて左程時間が経っていない新鮮さとナイーブさが同居していた。地方の高校を卒業して社会人生活にやっと慣れだした、おしゃれ好きという雰囲気だった。そんな若者を奴隷として一から調教できると思い久しぶりに食指が動いた。
それで改めて会うことにした日が今日だった。
コーヒを飲んでから近くの行き慣れたラブホへ直行した。部屋に入ってすぐに上着を脱いで上半身裸になるように言った。上半身が裸になると手を後ろへ回させてすぐ縛った。縛られたのは初めてだと思われたのでなるべく手際よく、あまり強すぎないようにした。
しかし、ここから服を脱がせて下半身を裸にして全裸で恥ずかしさと快感を味わせることが重要だった。バンドを外してからも無理に下すことはしないで自然と言っていいスピードで少しずつパンツが降りていくのを口責めしながら上半身を触って快感を与えながら
時間をゆっくりとかけた。勃起したチンポにパンツがひっ掛かっていても
「何かに引っかかっているよな?どうしたのかな?」と口で言って手は出さずに、わざと覗き込んでチェックするような姿勢をとった。
こんな些細なことが意外なほど恥ずかしさをつくり出すようだった。
「手を縛られて、真っ裸で命令されている奴って普通はなんていうのかな?」「・・・」
「真っ裸だけでなくチンポのこんなカチカチになっているよな。でも、黙っているんだ?あれ!?水滴もでだしているよ。これって厭なときにでるのかな?」「・・・」
「こんなのを何っていうのかな?普通の人はこんなので興奮しないものな?」「しません。僕は・・」
「僕は?」と言いながら、口をこじ開けて、歯を指で擦り乍ら、
「歯を触られても、文句言えないでこんな興奮している奴って?
素直に言わないと身体に聞くより仕方ないのかな?ほら?乳首も感じているぜ?」
「・・・」
「もう一度聞くぜ?僕は?」
「・・・ドレイで・・す」
「え!聞こえないな?声が小さすぎるんだよな。何?」
「僕は奴隷です!!」と叫ぶようにいった。
これで一つのボーダーを越したことになった。ここまでくると比較的やり易い。自分でも何とか超えないでおこうと思う一線が
消えたような踏ん切りのついた新しい世界に踏み込んだことになる。
ここで拘束感と被虐感と同時に今までにない快感を与えることが重要だ。だから亀甲縛りしながら体を執拗に触って、縛られることが気持ちいいと錯覚させるというか置き換えさせるようにペニスを握って寸止めをした。乳首を甘咬みして今までに感じたことのないような快感が湧き出てくるように感じさせ自我をその渦の中に投げ込ませるように工夫した。縛られたままのキッスも体験させた。身体が動かせない分だけ自分の欲望を自分ではどうしようもなく相手だけがコントロールすることができるということを理解させた。もうかなり興奮度が上がってきた時点でロープを徐々に解きだした。
手が自由になると、間髪を入れずに、膝まずかせて、用意していた首輪を取り出して、鼻のところへもっていって、革の匂いをたっぷり嗅がせてから首に装着して、締め具合を確認しながら少し重量感のある鎖を首輪につけて、2,3度引っ張って今の自分でもどうもできない自分を理解させるようにした。四つん這いにすると鎖を引っ張って犬を散歩させるように歩かせた。身体にのしかかるようにのりかかり乍ら少し屈んで犬の股間を覗き混むようにして、勃起をしているのを確認して軽く扱いた。これもかなり屈辱感を与えるのに効果的だということを知っていた。だから上から顎をもって犬の頭を撫ぜてもうっとりしている感じだった。
「お前はもう奴隷と言うより犬だよな。もう縛られていないのにこんなにいきり立っているんだものな」
「僕は奴隷です.…ホクは犬です!」
「そうだよな。犬だよな。さっきは奴隷って言い難かったのに、もう犬になったよな。」
「ハイ・・」
「じゃ、鎖を持たれて、歩きながら、『僕は犬です』って言うか?」
「ハイ、僕は犬です!」
鎖をぐっと引いて
「じゃ、もう犬だと分かったんだな。よし、鎖を引っ張られて、四つん這いで這って行って、声を出さないで1から10まで数えたら、
『僕は犬です』と声を出してまた1からかぞえること」
と命令すると驚くほど素直に這い歩きをしだして、少し経つと
「僕は犬です」と声をだした。
そのまま鎖をもって続けさせると、時々声を出して言うということを繰り返しながら、チンポは勃起したまま揺らしていた。これは想像以上に自分の今の状態を理解させるのに成功した。その後の調教は極めてスムースに進んでいった。

彼とはその後も何回か会った。
ある時は山間の周囲に家のない山荘へ連れて行き夜に中庭で調教したりした。何となく疎遠になった時に彼から暑中見舞いのポストカードをもらい、また再会したりしたが、それほど長くは続かなかった。後日、あるSМクラブで会うことがあったが、何となく避けているようなところがあったので、深追いせずにそのままになった。
今から思うと何かこちらが失敗をしていたのかも知れない。だから、結果的に失敗談の一つだと思う。

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プロフィール

bossy63

Author:bossy63
ボッシーという名前でSМ男児に体験談を書いています。
かなりの数になったので最初の頃のは読みにくく成っています。
それでこのブログをはじめることにしました。
ほとんど実際に体験した話です。